【名前&出身】リッチー(千葉県)
【年齢&性別】38歳・男性
【職業】不動産デベロッパーの都市開発担当
【転職経験】1回
box04 title=”この記事を書いた人”]
【名前】コハク(30代後半・男性)
新卒入社した会社で500社を超える企業の採用支援を行う。その後、別企業で責任者として100名以上を採用。転職業界は求職者・採用者の両面で詳しい。現在「転職戦記」編集長[/box04]
・一級建築士なのに今の年収が低いと感じてる
・年収1000万を越えた方法を知りたい
・不動産デベロッパーへの転職に興味がある
一級建築士として転職した不動産デベロッパーの基礎知識

総合デベロッパーへの転職
総合デベロッパーは街全体を総合的に開発する会社です。マンションだけではなく、商業施設や文化施設、オフィスビルまで、街全体をデザインします。
いわゆる「まちづくり」をします。それだけの開発ができる会社は限られています。業界ではトップ5社の存在が大きいです。
三井不動産
三菱地所
住友不動産
東急不動産
野村不動産
商業デベロッパーへの転職
商業デベロッパーというのは、いわゆるショッピングモールやアウトレットを開発する会社です。わかりやすいところでいうと、イオンモールとかルミネやパルコ、アトレがそれに当たります。
大手デベロッパーへの転職
総合デベロッパーと商業デベロッパー以外にも、
・マンションを開発するマンションデベロッパー
・ハウジング系のデベロッパー
・オフィスビルを作るオフィスディベロッパー
・鉄道沿線を開発する電鉄系ディベロッパー
などの分類があります。それら全体を横断して大手の順位をみても、総合デベロッパーがトップクラスです。
2018年のトップ8社の経営指標をまとめたデータを掲載しましたので、ご参考ください。

参照元:図解!業界地図2018年版
ゼネコンとデベロッパーへの違い
ゼネコンで働いている建築士の方も多いでしょう。デベロッパーが企画をし、ゼネコンが建築するという構図です。
建築士の行う「設計」という作業自体は、ゼネコンで行うことがメインになっています。
デベロッパーへ設計から転職
1. 建築を学んできた色々な建物について詳しい
2. コンセンプトから企画を具体化する時に建築の法律的な知識が役立つ
3. 資材・人員の見積もりなどもゼネコン側の具体的な想定ができる
4. 建物の構造に関する話は社内での説得力が増す
5. 戸建て設計をしてきたので快適な住空間について顧客の声を沢山知っていると社内認知
デベロッパーへの転職で海外勤務を狙いたい
海外案件は街づくりという面と同時に金融的な面が強くなってくるので、外資系の不動産REIT会社等で仕事していたメンバーなどが活躍しています。
一級建築士としてディベロッパーーへ転職し年収1000万になれた体験談

前職は中堅ハウジングメーカー年収750万
転職理由は、子供の教育環境・成長産業へのキャリアチェンジ・年収UP
一級建築士としてディベロッパーに転職する前の状況
前職は中堅ハウジングメーカー設計担当
一級建築士だと+100万ぐらい上乗せで年収750万
一級建築士でも扱いは一般サラリーマンで年功序列
一級建築士としてディベロッパーに転職した理由
1. 子供のため東京の教育環境が良いと妻から相談
2. 大学同級生から年収1000万越えが出てきて焦った
3. 衰退産業の一戸建てから成長産業の都市開発に目が向いた
デベロッパーへの転職時に伝えた志望動機は?
1. 衰退産業から成長産業に行き、もっと大きなことに挑戦したい
2. 都市に人が戻っていくるその際に住環境のプロとして貢献できる
3. 現場まで営業から施工まで一連の流れがわかっている建築士としてゼネコンと交渉できる
一級建築士からデベロッパーへ転職する難易度はどれぐらいですか?
デベロッパーへの転職は未経験でもできる?
一級建築士からデベロッパーへ年収1000万で転職するには?
一級建築士からデベロッパーへの転職活動はどういう風にをしたのか?
一級建築士からデベロッパーへの転職して実際どうか?
・地権者に挨拶回り
・祭りなどで地元に貢献
・地主への接待
これらは、自分たちの開発企画を地元の地主会で気に入ってもらうためにやっています。
一級建築士のデベロッパーへの転職 まとめ
一級建築士の経験を活かしたデベロッパーへの転職体験を紹介いたいました。ハウジングの設計経験で、お客さんの声を沢山知っているといった、デベロッパーへのPRを含めた志望動機は凄く参考になりました。
年収については、それが絶対条件だと伝えることで250万もの年収アップが実現できたようです。総合デベロッパーの平均年収が高いということも、アップできた背景にあったのではないでしょうか。
総合ディベロッパーの場合、間口が狭いので常にチャンスを伺うように準備しておくのがよさそうです。
\先延ばしにするメリットは何もない/
▼ 本記事の語り手・リッチーの他の記事
