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労働搾取で未来の可能性も奪い去るブラック企業

労働搾取
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モモタ 【名前】モモタ(30代後半・SE) ブラック企業でブラック上司の元、毎日トラブル対応。身体的な疲れとプレッシャーから鬱になり転職。

労働搾取のブラックな実話

本当に搾取する会社ってあるんですよ〜まずはそんなブラックな話をご紹介します!

労働搾取のブラック話①社長との約束は年収350万だった

Aさんは27歳で都内でインターネット広告業の企業B社へ転職をしました。新卒で入った会社では通信回線の営業を行っていました。3年の間、日々のノルマが上がっていくにも関わらず、給与はほとんど変わらないことに不満を感じ転職活動を開始したそうです。前職での経験を買われて、晴れて営業としてB社へ転職をしました。

社長との面接でその場で内定をもらいました。前職では300万だった給与は希望の350万円にもアップし、満足の転職。ただし試用期間として半年は320万円という約束でした。

労働搾取のブラック話②営業目標に罠が・・・

晴れて入社したAさんは、まずは先輩の同行で営業トークを学び、提案するサービスに自分で触れて商品理解を深めました。1ヶ月が立ち、いよいよ営業として独り立ちし、初月に契約も獲得し順調に滑り出しました。
2ヶ月、3ヶ月と立つにつれ、当初、社長からみんなこれぐらいはできるから、と言われていた月次の営業目標に近づけて引き上がっていきました。4ヶ月目からは社長に言われた目標になりました。
そして、同時にその目標がベテランの営業でもギリギリ足りるかどうかという非常に難しい数値であり、新人営業では到底到達できない目標だと理解をしたのです。

労働搾取のブラック話③営業成績が足りないという評価・・・

5ヶ月目の営業会議でついに、社長の牙がAさんに向きました。先月の目標が達成できていないことに、できなかった理由を迫ったのです。もちろん、Aさんとしてはそこに到達するために一生懸命頑やれることはやったと回答しました。しかし、社長からは、目標に到達できないのであればできるまで諦めずにやるんだという「根性論」と、雇っても費用と売り上げの採算が合わないという「経営者マインド」を持てとの叱責を受けました。

労働搾取のブラック話④給料に似合う仕事をするように・・・

ベテランの先輩たちも目標に対して成績がギリギリでした。実は会社に問い合わせのきた見込み客を独占していたことも後からわかりました。Aさんは、自力だけでなんとか営業達成を目指しましたが、5ヶ月目も、6ヶ月目も高すぎる目標には届かず月次の達成を逃しました。
6ヶ月目の営業会議で社長から「給料に似合う仕事をするように」といった叱責を強い剣幕で受けました。試用期間だから320万という約束だったのですが、相当怒って怖かったこともあり、Aさんから社長に340万にしてくれるのか確認することはできませんでした。

労働搾取のブラック話⑤結局、給料は上がらず320万円のまま

350万の約束は社長の中で忘れ去られたのか、結局、320万円ままでずっと働き続けることなりました。オーナー社長企業で人事部もなく、給与査定に対して営業部長は社長の判断を「良いと思います」というだけで、実際は社長の一存決まっていきます。
頑張ってもほぼ到達不可能な目標を、まだその難易度が理解できていない状況でコミットさせて、未達になるのをまって、給与に似合う仕事をできていないと激詰めをして、結果的に給与を上げないという、ブラック労働スキームはここに完成します。

労働搾取のブラック話⑥最初に話した金額にようやくなった

後日談ですが、Aさんは低いままの320万で2年半間耐えました。その2年半の間に、新人が入社しては離職するということが相次ぎました。立て続けに離職が発生した際に、社長がAさんに辞められては困ると焦り、「30万給与をあげてやるから有り難く受け取れ」といってきたそうです。
社長は約束をうまく反故にして、詳細は忘れていたのかもしれませんが、Aさんはずっと忘れていませんでした。たった30万をごまかしたばかりに、社長はAさんからの信頼は大きく損なうことになりました。

労働搾取によるブラック労働=利益の源泉

薄給で働かせることは、ブラック企業の特徴の一つです。今回の場合、後の状況を理由に、最初の約束を反故にする方法を紹介しました。他の方法として「やりがい搾取」というものがあります。「やりがい搾取」という言葉は聞かれたことがありますか?働く人が感じるやりがいを理由に、賃金を安すくすることです。社会に貢献できるから、だったり、世の中にまだない仕組みを作って世の中を前進させるために、などの大義名分を打ち出し、仕事をすること自体のやりがいによって動機付けしつつ、安く人を使う企業もあります。

労働搾取するブラック労働がなぜ横行するのか

ブラック労働が横行するのは、ブラック労働が利益の源泉になるからです。不当に安い賃金で人を雇ったり、正当な残業代を払わないことで、原価を抑えた分は、そのまま利益となります。

労働搾取させる企業の背景

ブラック労働をさせる企業の背景には、

・本当に儲かっていないので少しでも経費を抑えないといけない
・十分な利益が出ていても経営者の遊び金が欲しい
・社長の横暴を牽制できる機能が会社にない

など、いろいろな背景があります。

会社からするとブラック労働は美味しいので、はじめてしまうと辞められない麻薬と同じようなものなのです。目の前に利益になるものが落ちていて、手を伸ばせばで手に入れられるのであれば、やりたくなってしまうものなのです。

労働搾取の根本は経営者に問われる倫理観の問題

経営者としての倫理観が問われていて、そこに屈してしまったらブラック企業になります。特に中小企業は、社内外からの監査の仕組みを法的に必要としていないため、大企業に比べて、経営者の独断で進められてしまう分、簡単にブラック企業化します。

労働搾取をされている間に、大事なものを失っていませんか?

労働搾取=都合良いように使われている

ブラック企業で働くということは、企業側の都合の良いように使われていることだという認識を持ちましょう。
本来、あなたが受け取れるべき正当な対価を受け取れていないということは、今のあなただけではなく、将来のあなたのチャンスまで失っているということです。

労働搾取で失う多くの機会

労働搾取で失うもの①お金

給与が低かったり、残業代が出ないということは、本来受け取れるはずのお金がもらえていないことを意味します。
当然、そのお金があればできたことがあったはずです。搾取され始めた頃から、そのお金を消費ではなく、投資をしていたならあなたの収入はもっと増えていたはずです。もし自分への投資として、資産を増やすための知識を書籍やセミナーから得ることに使うこともできたはずです。

労働搾取で失うもの②時間

会社に物理的にいる拘束時間が長くなる長時間労働で、本来あなたが自分や家族のための使える時間を失っていることを意味します。
過酷な労働で睡眠時間を削ってまで仕事をしている場合、体調を崩してしまったり、運転で事故を起こしてしまう可能性も高まります。本来、その時間あれば、あなたはあなたをもっと豊かにするための資産への投資、自己成長、家族に幸せな時間を提供することもできたはずです。

労働搾取で失うもの③精神的安定

ブラック企業でパワハラやセクハラによって精神的に追い込まれた場合、本来、もっと色彩豊かにあふれた町並みを感じることもできなくなり、美味しく感じるはずのご飯も食べられず、楽しいはずの休日は灰色に変わってしまいます。豊かに感じることができるはずだった感情を感じることなく過ぎていきます。現実から逃げ出すために、何かに依存をしてしまう人もいるかもしれません。
本来、そんな精神状態にならなければ、前向きに前進していったものごとが止まってしまうのです。

労働搾取するような企業に依存してはいけない

さらにブラック企業にいる限り、搾取されるのはあなたの労働力だけではなく、本来、あなたが手にするはずだった多くのものを失うことになります。

ブラック企業にいることは辛いが、仕事しない限り明日からご飯が食べていけない、ということで辞めたいと思っていても、具体的に動けない人はいます。ですが、ブラック企業に依存し続ける限り、自分が幸せになることができません。会社が変わるのは待っていても意味がないので、自分が変わって解決しましょう。

労働搾取するブラック企業に対する交渉力を高めよう

ブラック企業を退職して転職したり、副業で稼いだり、思い切ってやめて独立したり、と色々な選択肢はあります。私は、自分自身の経済的な力を高めていき、所属する企業に対する交渉力を持つことが大切だと考えています。ブラック企業側は、一度あなたを入社させてしまえば、交渉力は会社の方が高いと考えており、様々な要求をしてくるのです。

労働搾取する企業と戦える交渉力とは何か?

ここでいう交渉力とは何かというと、先ほど依存の裏返しなのですが、ブラック企業に所属していくてもやっていけるだけの収入源か、転職市場に出たときに今時点のよりも良い条件で入社ができる内定通知です。

労働搾取に負けないで(まとめ)

ブラック企業が具体的にどんな手を使ってくるのか実例を紹介しました。企業にとってはブラック労働が美味しい利益の源泉となります。またブラック企業で働くことで多くのものを失います。ブラック企業に依存せず、交渉力を高めるようにしましょう。

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