・ベンチャーを辞退するか、入社か迷っている人
・これからベンチャーへの就職・転職活動を検討している
自分自身もそうだったので、ベンチャーを辞退するか、入社か迷っている人の不安がわかります。
ベンチャーに行くというのは人違う大きな決断です。験から得たベンチャーに行った先のメリット・デメリットをまとめました。
ベンチャーに就職する不安、めちゃわかります
就職活動をするときのテンションと、いざ内定を貰った後のテンションが違ったり、もっと色々な情報があとから入ってきて、あーこのまま入社していいのかなーって不安になるという気持ちよくわかります。
私の場合、新卒でベンチャー企業に就職をして、この会社で本当にいいのかな、ってすごく不安になっていました。当時は今ほどウェブに働いたことのある人の口コミサイトもなかったですし、ほとんど情報がありませんでした。
あったのは、唯一、会社側の人たちの色のついた意見だけです。最後は、不安を抱えてもしかたないし、え、いや!って心に決めたのことを覚えています。
人生一回ですから、できる限り自分が自分の好きなようにいきていくのがいいと思います。違うと思うなら、別に内定辞退をしてしまってもいいんですよ。
私は、今となっって思いますが、最初に就職するところが全然全てではないと思います。キャリアは自分で作っていけるし、どちらかというと、長時間を投下するわけですから、楽しく仕事をして、高いパフォーマンスがだせる環境に行く方はよっぽど大切だと思います。
ベンチャーは得てして離職率が高い!そこを紐解いてみよう
ベンチャーって大概離職率高いんですよね。私がいたところも高かったです。その経験も踏まえて離職理由をまとめました。
離職の理由は、いわばベンチャーに行くとい被る可能性のあるデメリットですね。
1. 給料が安い
2. そもそも独立して辞める気の人が多い
3. 経営者がワンマンでわがままについていけなくなる
4. 経営がうまく行っていない
5. 組織体制が整ってないため不安を感じるから
6. 入社すると意外と落ち着いてしまっている人が多くて調子抜け
7. 能力がない人が上司になったから
8. 人数が少ないので離職を確率で出すと数字が大きく見えてしまうだけ
1. 給料が安い
ぱっと見給与が安いということはよくあります。あと、意外と見た目上はわからなくても、社員寮があるかないかというのはすごく大きな差になります。大企業だと今だにあったりしますからね。
2. そもそも独立して辞める気の人が多い
そもそも独立する気で入ってくるので、当然離職率が高いという状況です。自分も独立してやろうと思っている人にとってはいい環境なのですが、事実として離職率は高くなります。
3. 経営者がワンマンでわがままについていけなくなる
ベンチャーを牽引するには経営者の強いリーダーシップが必要です。働く人にとっては、ワンマンのわがまま経営者に感じて、耐えられなくなってしまうということはありえます。残念ながら、中小企業においては、オーナー社長の判断が全てなので抗うことはできないですね。
4. 経営がうまく行っていない
経営状況が悪いと社員に不安が走り、離職します。経営をしていたときの感覚でいうと、調子のいい時だけ集まっていざという時にいなくなってしまう人より、いざという時に協力できる仲間の方が信頼がおけます。ただ、本当にやばい会社にどこまでも付き合う必要はないと思います。
5. 組織体制が整ってないため不安を感じるから
労務関連がしっかり体制が整っていないと、知らないところでパワハラが起きてしまったりなど、問題が発生します。ベンチャーの場合、急激に組織が大きくなっていくため、急拡大に合わせた仕組みをしっかり作れていないということがあります。
6. 入社すると落ち着いてしまっている人が多くて拍子抜け
独立心旺盛な人が集まるベンチャーだと思って入社したものの、入ってみたらもともとそんな気持ちで入ったであろう人たちの墓場。もう、昔の面影だけで、今は魂が感じられないといった先輩社員ばかりで、拍子抜けしてしまうようなケースです。
7. 能力のない人が上司になったから
ベンチャーは急成長の傍で組織体制が整っていないので、微妙な能力の人でもそれなりのポジションについていたりします。その場合に、能力がない人が上司になってしまい、指示内容や行ってること、判断に対して説得力がなかったりするケースはよくあります。
8. 人数が少ないので離職を確率で出すと数字が大きく見えてしまうだけ
人数が少ないと、1名やめるだけでも離職率がぐんと上がります。20名の会社で1名の退職をするだけで5%上がってしまうので、大企業の数字と比較すると以上に大きくなったりしますね。
それでもベンチャーに行くメリットってなんだっけ?
それでもベンチャーに行くメリットが何か、それが内定を辞退せずに入社する理由になります。
1. 仕事の工程を全て学び盗めること
以前、「大手企業からベンチャーに転職するメリット」ということで、ベンチャーに行く上でのメリット・デメリットを大企業と比較してまとめました。

こちらでは、「仕事の工程を全て学び盗めること」をメリットとして書きました。
2. ストックオプションをもらえること
それ以外のメリットとして、これはタイミングによりますが、「ストックオプションをもらえる」ということがあります。

正直、ある程度の大きさになってから入ると、結局ボーナスがない代わりのボーナス程度にしかならないです。相当初期に入っていればありえますね。
そのSOは全体の何%分に当たるのでしょうか?つまり、時価総額100億の会社の1%持っていれば1億円になるということです。時価総額100億で億単位になるぐらいのストックオプションは、私の感覚だと立ち上がってちょっとしたタイミングに入った役員クラスでの付与かなと思います。
ストックオプションを入社のメリットとして考えていると往往にしてうまくいかないので、プラスアルファぐらいで考えた方がいいと思います。
3. 仕事内容がやりたいこと・社会貢献
あとは、仕事内容がやりたいこととか、社会貢献とかそういう軸はあると思いますが、私はそれって後付けにしか思えなくて、あまり説得力を持たないと思っています。
やったこともない仕事、職場が好きっておかしいでしょ。食べたことのないお店の味噌ラーメンが好きなんです、ってありえないのと同じで。こういう理由を上げている人は、自分を騙そうとしてませんか?
まとめ
就職活動・転職活動で気合いも入ってベンチャー企業から内定を貰ったものの、やはり内定辞退するか・入社するか迷っている人に向けてベンチャー入社のデメリット、メリットを並べてみました。
え、デメリットの方が多いじゃん?と思いました?
はい、ベンチャーってそういうものだし、それでも行くぐらいの感覚で飛び込む人が向いてると思いますよ。
自分に嘘ついて、わざわざ面白くない人生にしないように。
応援してます。
