ベンチャー転職

【経験してわかった】ベンチャーに転職するメリット・デメリット【後悔する前に知っておきたい】

ベンチャーに転職するメリット・デメリット【後悔する前に知っておきたい】

本記事は採用業界でベンチャーから大手企業まで500社以上の採用業務に携わった後、自身で起業したベンチャー企業で経営者・採用する側として従業員100人まで会社を成長させた筆者が、ベンチャー転職のメリット・デメリットに加えて、優良ベンチャー企業の見分け方をご紹介します。

この記事を書いた虎

コハク【コハク】新卒入社した会社で500社以上の採用支援を行う。独立・起業した会社が成長し、従業員100名を超え。転職エージェント各社を経営側・採用側として活用した。現在、フリーランスで「転職戦記」編集長。

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ベンチャーに転職するメリット

ベンチャーに転職するメリット
ベンチャーに転職するメリットは3つあります。

メリットにあえて書かなかったのは、金銭的なことです。つまり、上場前の会社に転職をして、ストックオプションが貰えるとか、それでお金持ちになれるかも、といったことです。

これは、創業メンバーかそれに近い状態で入社した上で、最終的にエグジットまでたどり着くことができない限りほぼないため、多くの人には当てはまらないことだからです。

ベンチャーに転職するメリット(1)会社全体のプロセスが見える

ベンチャーのステージによりますが、早ければ早いだけ会社が小さいため、会社全体が見渡せます。

その結果、ビジネスがどこから発生して、何を価値として、誰にどうやって提供されているのかを、ビジネス全体のいきた教科書を学ぶことができます。

この経験は、特に将来起業したりフリーランスとして自分でビジネスをしていきたい人にとっては、非常に有用な経験になります。

また独立思考ではなかったとしても、今後のビジネス人生で活かすことができるものだと言えます。

ベンチャーに転職するメリット(2)幅広いビジネス経験が積める

全体を見れるという点とは別に、ビジネス経験としても幅広くなります。

つまり、事業設計もしないといけないし、商品づくりしないといけないし、マーケティングもしないといけないし、営業もしないといけないといった形で一人で何役もこなすことになります。

その結果、同時並行で作業をこなすオペレーション能力が高まりますし、色々な経験をすることができます。

ベンチャーに転職するメリット(3)熱意の高い人が多い

急成長しているベンチャーで仕事している人は優秀な人も多いですし、熱意を持って仕事に取り組んだり、野心家だったり、マインド的にポジティブな人が多いです。

仕事は「何をするか」も大事ですが、「誰と働くか」も大事です。仕事に一生懸命になっている人たちに囲まれて仕事をすることで、自分自身も仕事を頑張れる環境になります。

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次に、ベンチャーに転職するデメリットを紹介します。

ベンチャーに転職するデメリット

ベンチャーに転職するデメリット
ベンチャーへの転職は誰にとっても良い選択、というわけではないです。むしろ、多くの人にとっては、ベンチャーがハードな環境だと感じる方が多いと思います。

ベンチャーに転職するデメリット(1)労働環境が整っていない

まずは、当然ながら、会社の環境が整っていないので、労働環境はあまり良くないです。最近は働き方改革もあり、残業規制もありますが、大手ほどしっかり対応していないというのが実情です。

適切な休みが取れなかったら辛いですよね。また、給与条件も大手からの転職の場合、キープするのがやっとで、年収が下がって転職するという方もいます。

この辺りの環境は、未来に果実をとっておく代わりに今我慢することが多いのがベンチャーです。

ベンチャーに転職するデメリット(2)専門性が身につきにくい

意外かもしれないですが、専門性がつきにくいです。(エンジニアは別ですが)

守備範囲が広い代わりに、1つのことを深くやるということができません。そのため、専業でやっている人に比べると当然ながら専門性が身につきにくい状況になります。

ベンチャーに転職するデメリット(3)会社が衰退するリスク

最後は、会社がうまくいかない場合もあるということです。その場合、安い給料で頑張ったけど、結局、将来的期待していた果実を得られないということも往往にしてあります。

また、成長が鈍化して、いつの間にか勢いのない、普通の中小企業になってしまうというリスクもあります。

色々デメリットを書きましたが、私はそれらのデメリットを加味しても若いなら全然OKです。むしろ、自分一人のリスクでなんとかなるうちにベンチャーに転職するのが良いです。

大きな会社の中でうまく立ち回る力は社外に出た途端に、全く役に立ちません。

自分を市場に持ち込んだ時に高い価値を発揮できるのは、ビジネスを本質的に進められる力があるからであり、ベンチャーはそれを養う土壌としてよい器です。

ベンチャー転職を成功させる会社の見分け方

転職エージェントで紹介してもらうベンチャーの見分け方
基本的に会社の状況を正確に把握できているのは社長と限られた経営陣だけで、特にベンチャーは競合が台頭する前に自社が勝ち抜く必要があり、外部に情報を出しません。

そのため、転職エージェントも含めて会社の業績や状況の本当のところはわからないという問題があります。

転職エージェントではなく、ベンチャーキャピタルに知人がいるなど、投資家側から会社に入り込んでいる場合は、実情がわかっていますが、それを第3者にお話することもできません。

その上で、どうやってベンチャーを見分けるのが良いかをご紹介します。

ベンチャーを見分けるポイント(1)転職エージェントからの情報収拾

転職エージェントは会社の業績や中身は人事・採用担当から説明を受けている範囲は知っていますが、本当のところはわかりません。

ただし、積極的に企業側とコミュニケーションを取るエージェントの場合、社長や役員とも何度か打ち合わせをして雰囲気を掴んでいる会社もあります。

また、自社から転職者を紹介した実績があれば、入社後の様子などを転職者からヒアリングしています。

転職エージェントによってそのあたりの体制や対応が違うため、複数のエージェントを使って情報収拾をした方が良いです。

ベンチャーを見分けるポイント(2)監査法人や主幹事証券の状況

こちらが上場に対して動いているか客観的にわかる指標です。

上場するのであれば、監査法人や主幹事証券をつけるのが必ず必要です。

上場するという予定がある場合、監査法人や主幹事証券がすでに入っているのかを確認しましょう。

最近は、監査法人も上場しそうな会社じゃないと担当してくれないですし、特に主幹事証券が決まっているとなると、上場に対して具体的なスケジュールがある状態です。

ちなみに、監査法人が決まってから最短で2期の決算が必要なので、そこから2〜3年は上場に必要ということになります。

ベンチャーを見分けるポイント(3)離職状況の把握

ベンチャーを見分ける上で、離職の状況や離職理由を把握することがポイントです。

vokersなど、会社の状況を見ることができる口コミサイトも多数あります。ぜひそういったサービスで、離職について把握しましょう。

ベンチャー企業の場合、経営者のワンマンになりがちで、離職がパワハラやモラハラによって引き起こされている可能性もあります。

コンプライアンス遵守の徹底が求められている時代であり、その状況のまま拡大していくことは難しいですし、何より優秀な人材が抜けてしまう原因になるので口コミサイトのなどでその状況を確認するのが良いです。

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