ベンチャー転職

web系ベンチャーに転職した元SEの絶望【SE→Web→SEを転職経験】

web系ベンチャーに転職した元SEの絶望

今のSEの仕事は土日勤務が順番に回ってきて辞めたい
Web系に転職した方が将来性あるスキルアップができそう
SEはプレッシャー高い仕事の割に給料が低いし上がらないから嫌だ

新卒でSEになり銀行系のシステムを担当。
新卒だと「何が常識か」「何が正しいか」わからず、あとで気付けば地獄のような日々を、なんとか精神的にも体力的にもギリギリのところで過ごしていました。

会社辞めたいなと思っていた矢先、同じSEの職場にいた友人がWeb系企業に転職。

それをきっかけに自分も転職を考え出しました。
いくつか会社を紹介された中で、雰囲気のよかったWeb系のベンチャー企業へ転職。

そのベンチャーも地獄と化すのですが・・・

モモタ
モモタ
ということで、こんにちは!
元SEで、元Web系ベンチャーのエンジニアのモモタです!

Web系ベンチャーへの転職を調べると、SEからのWeb系ベンチャーへの転職について書いている人はたくさんいました。

一方で、Web系ベンチャーは別に楽園という訳ではなかった(少なくとも僕にとっては)です。

そして結果として今、SEとして仕事をしています。

SE→Web→SEという転職を体験したからこそわかった「SEのWeb系ベンチャー企業への転職のメリット・デメリット」

があります。本記事では、SEからWeb系ベンチャーのエンジニアになることを考えている人い、転職してみてどうだったのか、ぶっちゃけ話を紹介していきたいと思います!

この記事を書いた虎

モモタ名前:モモタ(男性・36歳)
職業:セキュリティソフト会社のSE
転職回数:2回 詳細プロフィール

Web系ベンチャーへの転職を考えている方は以下の記事も参考にしてみてください。

ベンチャーに強い転職エージェント7社とスタートアップの見分け方
ベンチャーに強い転職エージェント全7社【ランキングで紹介】ベンチャーに強い転職エージェントを会社のステージ(シード・アーリー・シリーズA等)ごとに紹介。求人を一番数多く持っているのはリクルートエージェントだが、ステージごとに特徴に合わせて他社のも紹介。また良いベンチャーの見分け方とベンチャーへの転職のメリット・デメリットを実践経験から紹介。...

web系ベンチャーへの転職メリット

web系ベンチャーへの転職メリット
まずはじめに、結論をお伝えしたいので、Web系ベンチャーへの転職のメリット・デメリットをまとめてご紹介したいと思います。

この記事の後半で私がSEからWeb系ベンチャーへ、Web系ベンチャーからSEへと転職をしていた経緯について紹介をしました。

結構リアルなこと書いたので面白いと思うので、興味がある人はそちらもご覧ください。

それではまずWeb系ベンチャーへ転職するメリットについてご紹介をしていきます。

web系ベンチャーへの転職メリット(1)エンジニアとしてのスキルアップ

モモタ
モモタ
Web系ベンチャーへ転職をするメリットの1つ目は、市場価値の高いITエンジニアとしてスキルアップができることです。

ご存知の通り、ITエンジニアがずっと人材不足が続いています。

Web系の会社に就職をすれば、プログラミングスキルを伸ばす機会になりますし、実務経験を積むことができるというのが非常に大きなメリットです。

また、特にベンチャー企業の場合、会社が進めていきたいことに対してエンジニアが足りない状況になっているため、フロントエンドだけではなくサーバーサイドの開発も行い、実務経験を得られました。

周りのエンジニアも、優秀で意欲のある人も多かったため、自分自身で積極的にスキルアップをして、共有し合うことでより一層をレベルアップすることができました。

web系ベンチャーへの転職メリット(2)顧客の反響が直接得られる

モモタ
モモタ
2つ目の転職のメリットとして、自社製品の開発をすることで顧客の反応が得られるということです。

新卒で入ったSIerの場合は、決められた設計書を決められた納期内に納品するというプロジェクトの推進でした。

Web系ベンチャーの場合は、社内での開発スケジュールはあるものの、仕様の細いドキュメントはなく、納期も自分がスケジュールを出すと言う感じです。

この二つの仕事を通じて、大きく違う点としてはWeb系ベンチャーの仕事には「創造性・クリエイティビティ」があるということです。

自分自身が考えスケジュールし、公開をした機能を実際にユーザーが利用して、改善の要望や時にはお喜びのお声をいただけるということが、非常に大きなやりがいと感じていました。

web系ベンチャーへの転職メリット(3)会社での自分の存在感が大きい

モモタ
モモタ
3つ目のメリットとしては、会社で必要な存在になれたということです。

SEとして仕事をしていた時には、仕様書に対して遅滞なく開発を進める、というある種ロボット的な仕事を求められていました。

そのため私自身がその作業をする必然性はなく、プロジェクトを回すことに慣れている人であれば替えが効くものだと感じていました。

一方で、ベンチャー企業のitエンジニアとしてプロダクトの開発に携わると、どんどん会社にとって必要な人材になってき、頼られるシーンも増えていきます。

ベンチャー企業の良くないところでもあるのですが、スピードを重要視する中でドキュメント類の整理は最低限にとどめることになります。

この結果、実際に開発をしたメンバーにその製品の細かい部分のノウハウが残ったままとなり、フタを開いてコードを確認するより、開発したメンバーに聞いたほうが早いという状況が生まれます。

新しい機能開発するにあたっても、どれくらいの工数がかかるのか見積もりをするためには、自分たちの知見が必要ですし、プロダクト一番詳しいからこそ一番良いと思える提案ができ、実際にその考え方だ採用されることもたくさんありました。

会社で自分が頼られ必要とされるということは、働くモチベーションになっていたと思います。

それではWeb系ベンチャーから再度SEに転職をした経験も踏まえて、Web系ベンチャーへの転職のデメリットご紹介していきます。

web系ベンチャーへの転職デメリット

web系ベンチャーへの転職デメリット
私が経験から感じたWeb系ベンチャーへの転職のデメリットは以下の三つです。

web系ベンチャーへの転職デメリット(1)新しい技術の学習が常に必要

モモタ
モモタ
一つ目は、itエンジニアとして新しい技術の学習に対して常に貪欲に向かい続けなければならないということです。

私自身も新しい技術を身につけるため、技術本を買って週末に勉強するということをしていました。

開発技術は常に移り変わりをしていくため、どこまで行っても勉強しなければならないということと、若い人の方が学習に対する吸収が良かったりする中で、負けじと勉強し続けなければなりません。

また、Web系ベンチャーで急成長しているところには、どんどん優秀なメンバーが集まってきますので、社内での競争もあります。

自分自身のスキルアップにも繋がるので、勉強する事は苦ではないという人も多くいますし、私もそう思っていました。

ただ、最初は楽しくてやっていた勉強も、いつのまにかやらないと置いていかれてしまうんではないか。後から来た人に追い抜かれてしまうのではないか、と言う自分の中での強迫観念みたいなものに変わっていきました。

休みの日にゆっくりしていたら、みんな勉強してるんじゃないかなと心が落ち着かない感じになりました。

慣れてきて、自分である程度プロダクトを作ったりとか、人に教えてあげられるようになってくると少し落ち着いてくるのですが、初めのうちは特に落ち着かなさを感じることがありました。

web系ベンチャーへの転職デメリット(2)プレッシャーが大きい

モモタ
モモタ
二つ目のデメリットは、プレッシャーが大きいということです。

SEをやっていた時は、大規模なシステムでたくさんの人が関わっていたためチェック機能が働いていましたし、開発が炎上したとしても責任の所在が個人になることはなく、広く薄まっていたように思います。またもし万が一体調を崩したりしても、代わりが効くような仕組みになっていました。

一方で、Web系ベンチャーでの開発に関して言うと特にスタートアップで人が足りないタイミングでは、自分に全てがかかっていました。

初期のプロダクトは、私一人でサーバーサイドからフロントエンドまで開発をしました。もちろん代替えもきかないですし、プロダクトをローンチするとユーザーにも直接的な影響を与えてしまうので、SEをしていた時よりもプレッシャーが大きくのしかかっていました。

web系ベンチャーへの転職デメリット(3)土日出勤もあった

モモタ
モモタ
3つ目のデメリットとしては、結局のところ土日勤務というのがWeb系ベンチャー企業でも発生していました。

その理由は、プロダクトのことをわかっている人物が自分しかいないという状況で、ユーザーの利用を制限時間を考えるとやはり週末の深夜など一番アクティブ率が低いタイミングが良いからです。

これは私もプロダクトを作っては立場として理解していたものの、Web系ベンチャーの場合大規模なバージョンアップも最初は沢山の頻度で発生するので、大変だと感じていました。

また、今はなくなったようですが、営業やサポート部門などは平日忙しすぎて、プロダクトの方向性を話し合うために必要なメンバーのスケジュールを合わせることができず、土曜日の午前中に会議を設置せざるを得ないということがよくありました。

人が少ないが故に休みの日を仕事に開かなければならないということが起きます。

ここまでWeb系ベンチャー企業へ転職をするメリットとデメリットをご紹介しました。

ここからは、私がSEからWeb系ベンチャーに転職をした経緯についてご紹介をします。

なぜweb系ベンチャーへの転職したのか?

なぜweb系ベンチャーへの転職したのか?
私が新卒で入社したのは銀行系のシステムを受託している中堅sierで、SEとして入社をしました。

当時の環境を一言で言うと「最悪」でした。

Web系のベンチャー企業へ転職した理由を以下にまとめました。

web系ベンチャーへの転職理由(1)SEは休みが取れない

モモタ
モモタ
私が休みが取れないことが苦痛でした。

頼むから何も起きないでくれ!と心の中で毎日祈りながら、毎日何かが起きるという日々でした。

銀行系のシステムだったため、本番への移行作業はなるべく休みの日に行うようになっていました。
最悪なことに、世間では連休がある時に限って、移行作業がスケジュールされました。

通常の土日に行うよりも、連休中に行った方が万が一のトラブルが起きた時でも対応ができるという会社の都合によって、私たちの休みは削られていきました。

代休が与えられるものの、私には不満がありました。

一つは、私の唯一アイドルのイベントが週末に行われるため、イベントに参加できないということです。

もう一つは、代休を取っていたとしても、会社からどうしてもわからないということで連絡をもらってしまうため、完全に休みになるということがないということです。

web系ベンチャーへの転職理由(2)SEという職業に将来性がない

モモタ
モモタ
私がWeb系ベンチャーへ転職しようと思った理由の二つ目は、SEという職業に将来性を感じなかったからです。

銀行系のシステムで使っていた言語は、COBOLなどのプリミティブな言語を使うため、市場価値という意味ではほとんどない経験・知識だということに入社後に気づきました。

しかも、基本的には設計やトラブル対応が中心で、自分自身でプログラミングをするわけではなかったため、プログラマーとしてスキルが上がることはない職場です。

また、その会社で出世してポジションを上げていくと、体調を崩して休みが起きた時は離職が起きた時などの穴埋めを自分がやるか、部下に押し付けるという仕事をしなければなりません。

労働環境があまり良くないため、休みも離職もよく起きていましたし、穴埋めを頼む上司も頼まれる部下もストレスを感じており、その会社で出世したいと思いませんでした。

技術的にも、会社内での出世という意味でも、将来的な魅力を感じることができませんでした。

web系ベンチャーへの転職理由(3)優秀な人と働いてみたかった

モモタ
モモタ
優秀な人と仕事をしたほうが得られるものが多いと考えました

新卒で入ったSEの職場は、今取り掛かっているプロジェクトを何とかうまく収めようと頑張っている人が多くいました。

しかしながら、自分でスキルアップをして行くような優秀な人ほど会社に見切りをつけてやめてしまい、一部は他に行く宛ても出る意欲もなく、今の状況をうまく堪えながら過ごしていこうという「諦め」みたいなものを抱えている人が多く残っていました。

自分の同期で、優秀だと思っていた友人がWeb系ベンチャーへの転職をすることになったことをきっかけに私も転職を考えました。

この記事の後半でWeb系ベンチャーへの転職のメリットとデメリットまとめています。

実際どうだったのかどういうところがよかったのかといったところはそこでご紹介をしていきますが、先にもう少し私の転職の経緯紹介を続けさせていただきます。

なぜweb系ベンチャーからSEに再転職したのか?

なぜweb系ベンチャーからSEに再転職したのか?
次になぜWeb系ベンチャーに入ってから、再度SEとして転職したのかをご紹介します。

ちなみに、今はセキュリティ関連の企業でSEとして仕事をしています。

新卒SE会社と現在のSEの環境の違い

少し細かいお話になりますが、セキュリティソフト/サービスはオンプレミスで提供するものもあれば、クラウドで提供するモデルもあります。

こういったプロダクトの背景もあり、SEという肩書きは同じであっても新卒で入った会社と現在の会社の環境は全然違います。

新卒の会社は、エンドクライアントがいて完全な下請けSIerの中でSEをするという感じでした。

今の職場では、クライアントよりもセキュリティに関する知見は自分達の方が多くその点リスペクトされている面もありますし、情報漏洩が起きないようにクライアントと協力をして開発をしているような感覚です。

ウイルスはインターネットから行ってきますし、私がWeb系のベンチャーでエンジニアとして、フロントエンドからサーバーサイドまで一貫してプロダクトを作ったことがある。という経験が生きています。

今も、最先端のウイルス対策を常に実施をしていく中で、新しい知識がどんどん増えていき、スキルアップという面でも充実していると思っています。

最後に、Web系ベンチャーから現在のSE職に転職をした理由をご紹介します。

web系ベンチャーからの転職理由(1)休みが取れない

モモタ
モモタ
Web系ベンチャーも休みが休みじゃない日がたくさんありました

Web系ベンチャー転職へのデメリットにも書いたのですが休みが取れないというのが実態です。

自分の好きなことのために週末が使えないことのストレスが大きくなっていてしまったという感じです。

web系ベンチャーからの転職理由(2)スピード重視の結果の負担

モモタ
モモタ
僕の不幸せと引き換えにスピードを得るという・・・

web系ベンチャーで求められていたのは、スピードでした。

私は新規プロダクトを開発するにあたって、将来を見据えて、基礎工事に当たる部分をしっかりと作り込み、可用性の高いシステムを作ることを提案しました。

しかし結果的にその案は採用されませんでした。

その理由は、プロダクトのローンチまでに時間がかかってしまうということでした。

よく社長はミニマムスタートをしたいという言葉を使っていましたが、ミニマムでスタートした結果、後から私の保守にかかる時間は大幅に増えました。

結果的に営業やサポートからの質問や要望に回答するだけで日中は終わってしまい、新機能の開発は夜、人がいなくなってから行わなければ進まないと言う状況になりました。

スピードを重視するというのは、スタートアップ重要なことであると理解はしているものの、結果的にそれは私が精神的にも肉体的にも追い込むことで実現ができることだと思うと、このまま続けているのは厳しいと考えるようになりました。

web系ベンチャーからの転職理由(3)良い転職先が見つかった

モモタ
モモタ
良い転職先が見つかって本当に良かったです

今思えば、SEの経験もWeb系ベンチャーの経験もでも大きな財産として活かすことができました。

  • SEの時に経験した「大規模なシステムをウォーターフォール型で開発をしていく」という方法の理解があること
  • Web系ベンチャー企業で経験をした「サーバーサイドフロントエンドまで一貫した開発経験」があるということ

この両方を経験することができたので、経済的にも労働を条件としても良い形で、今の職場に転職することができました。

Web系のベンチャー企業でいくら忙しく働いていたとしても、更なるキャリアアップを目指して転職のチャンスを模索することはした方が良いと思います。

まとめ

まとめ
この記事では、SEからWeb系ベンチャー企業に転職をし、その後またSEとして転職をした私の経験をもとに、Web系ベンチャー企業への転職のメリットとデメリット、またその背景となった私の経験談をご紹介をさせていただきました。

これからWeb系ベンチャーにitエンジニアとして転職をしたいと考えている人にとって、参考になるものであれば幸いです

Web系ベンチャーへの転職を考えている方は以下の記事も参考にしてみてください。

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